笑えるほど愚かで 泣ける程愛おしい NEWSの曲と歩んだ私の青春
前略、10年前のわたし
今は信じられないと思いますが、10年後の私はNEWSファン歴10年目を迎えました。文字にするとなかなかだなと、最近感じます。今思えば、人生の中で世の中が、世界が一番輝いて見えてた頃にNEWSを好きになったんだね。子供から大人へ。学生から社会人へと変わっていく私を支えきたのは、きっと今聴いてるNEWSの曲だよ。
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打ってて1人でエモくなって泣きそうになった…。いきなり重そうなタイトルだと思ったそこのあなた。そうです、ちょっと面倒なエントリーです。前回の「NEWSに乗ってほしい車選抜」と温度が違いすぎてヤケドしそうだけど、今年書かなきゃ意味がないような気がするので、重い腰あげて書き記しておきたい。(その前にストロベリーの感想書きたかったけど、こっちの方がスラスラ出てきたので先にこっち)(そして9/15はとうに過ぎた)(が、)せっかくなので、15周年のライブを真似て当時の私に向けて書いていくことにする。
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当時はアンチジャニ(たぶん、結構NEWS好きじゃなかった気がする)だったよね。そんなとき、たまたま読んでた本がドラマ化された。そのED凄く好きでしょ?iPodに入れようと思ったけど、まさかのジャニーズ。めっちゃ親に言い訳(?)しながら借りるんだよ、ジャニーズのアルバム。それがなければ、今の私はいないのだから人生本当に何があるかわかんないね。
いつの日かきっと アスタラビスタベイベ
あの時、いつも聴いていたから、この季節になると外の空気を感じて絶対に思い出すよ。稲の匂い、少し冷たくなった風、前より低くなった夕焼け空。ほぼ女子校だったから歌詞になぞったリアルな思い出はないぞ、寂しい女子高生でごめんやで。でも今ならこの切ない気持ち、わかる気がする。懐かしい、この匂いを感じる季節に巣立った、赤と青を思い出して。
秋の空 秋の空 切ない風が吹く
あなたを想うほど 胸が苦しい
ー 秋の空
社会人の自分って想像できる?目指した夢を叶えてるかな、って?ごめんよ、期待に添えなくて。数年後の私は、夢は夢のままで、「ありふれた大人に」なることにしました。夢は叶えられなかったけど、夢に向かって頑張ってる学生の私が、今の「ありふれた大人」の私を支えてくれてるよ。
明日を夢見たキセキは今日もどこかで
「まだやれるよ」って君の背中押してくれるから
今の自分が思うような自分じゃなくても
扉はきっときっとあの夏につながっているから
ー エンドレスサマー
NEWSごとはもちろん、日々の生活の中でいろんなことに一喜一憂しながら、毎日ドキドキ楽しいでしょ?レポート書くのに徹夜したり、わいわいみんなでご飯食べたり…。夏、エアコンの効いた寮の自分の部屋で、この曲を聴いてた頃にたまに戻りたくなるんだよね、、、。だから、今を目一杯楽しんで!
Baby チャン チャン
痛いほど君が欲しいよ
もうジンジン燃えている カラダは止まらない
ー チャンカパーナ
友達に着うたもらって、メールの受信音に設定したよね。受信してもすぐ止めずに、無駄に流してるでしょ。まぁ無駄に流してるのは、画面に表示される名前をずっと眺めてるってのもあると思うけど(笑) 聴けばチクリと心が痛い時もあったけど、今となっては良くも悪くも懐かしい思い出。
どうかいつも元気で 笑っていて欲しい
どんな悲しいことも 起きないように
ー Forever
なんでこんなに働いてるんだろ、なんでわたしこの仕事してるんだろって思って、なかなかに行き詰まってるんじゃない?アップテンポなこの曲だけど、ふと歌詞を思い出して駅のホームで泣きそうになるから気をつけて。実のところ、数年後のわたしも着実に歌詞の年齢に近づきつつ、同じこと思って日々働いてるよ…。
もうどうしようもない模様
やることいっぱいで気持ちは完敗
1日4時間睡眠で日々この体力を注ぎ込んで
大人になるってどういうこと?
外面良くして35を 過ぎた頃俺たちどんな顔
かっこいい大人になれてるの?
ー weeeek
この曲、わたしのこと歌ってる?って思うところいっぱいあると思う。今までの自分がいるから今日の自分がいる、過去は裏切らないことを、この曲が、NEWSが教えてくれた。ライブでこの曲を歌ったときNEWSに届けたかった想いと、自分に向けて歌ったあの日の想いは忘れない。
ああどうか 力を貸してくれないか
昨日までの僕よ 共に乗り越えてきたじゃないか
僕は誓うよ 一切引かないし 一切負けない
生まれた日から今日までの ぼくが見てる
明日もそう
少しずつ前へ not alone
-UR not alone
いろいろツラツラ綴ってきましたが、社会人◯年目、正直思う所はいろいろある。このまま働き続けるべきか、新たな場所で新たな自分を探してみるべきか…。だけど、これだけは揺らがない。15thにNEWSから届けられたメッセージをもとに、日々を過ごしていく。やっぱり私はNEWSの歌に支えられていること、ファン歴10年、改めて感じるのです。
拝啓、10年後のわたし
10年後、結婚して子供がいるのか、バリバリキャリアウーマンやってるか、まったく想像できませんが…NEWSの言葉を借りて、10年前のわたしから、一言。
「生きろ」